甲斐犬ブリーダー - 本格甲斐犬の川崎酉将犬舎 -


    • 甲斐犬愛好家として家族の一員として迎え入れてくださる方にお譲りいたします。

優勝の栄誉と歴史の重み

この度、我が家の愛犬「白鳳の龍」号が、112回展壮犬牡の部一席、113回展成犬牡の部一席に引き続き、念願の総合優良犬の部において優勝の栄誉に輝き、この上もない喜びです。

これも愛護会の役員の皆様、そして会員の皆様の御指導の賜と大変感謝しております。

私は山梨県白州町の生まれです。甲斐犬を飼う様になって未だ七年目、最初に飼った「虎」、今回の「自鳳の龍」以外に未成犬の牡二頭、牝二頭、合計六頭の甲斐犬を飼っています。

甲斐犬に魅せられ、当初は出陳させて頂き、賞を頂くだけで有頂天になっていましたが、甲斐犬と日々生活を共にし、鍛練する中で、日本最古の歴史を持つ、由緒ある甲斐日本犬の奥の深さを少しづつ感じとれる様になって来ました。

我が「白鳳の龍」の今回の総合優良犬牡の部に出陳させるの当たり、順位や優劣もあるが、本来、受け伝えられている種を、内面、外面において、どこまで磨き上げる事が出来るかを鍛練のテーマにしました。

まず、どんな外敵に対してもひるまない、剛毅な闘争本能を養うために、毎日多摩川の河原に放し、水鳥を追いかけたり、泳いだりと、必ず野性に戻れる時問を作り、本来の習性を失わない様に心掛けました。

又常に言葉の話しかけを多くし、犬との会話を密にする事により、人間との会話を理解させ、教えられた事をこなし、その上で飼い主と生きていくために、自分は何をしたら良いか考えさせる訓練をしました。

又無駄な皮下脂肪のない、堅い強健な筋肉と敏捷性のある外形を作るため、毎日、引き運動、自転車での引っ張り、グランドでの十キロのバーベル引きなど、都合二時問余り費やし、理想の体形作りを目指しました。

この様な鍛練を重ね出陳した、今回の小瀬スポーツ公園における展覧会は、何故か私は、今までの様な気負いはなく、全てやる事はやったというすがすがしい気持で臨めました。「白鳳の龍」号優勝といわれた時、感動の余り場内一周のウイニングランを行い皆様の温かい喝采を受け「白鳳の龍」共々、無上の喜びを感じた瞬間でした。「龍」有難う!

表彰式で栄誉ある優勝旗を頂いた時、喜びの他に、伝統の歴史の重みをずしりと感じ身が引締まる思いでした。

これを機に、私は、この栄誉に恥じない様に、素晴らしい甲斐犬の保存と作出のために、今後なお一層の努力をおこたらない様に努める所存ですので、会員の皆様方、よろしく御指導の程お願い申し上げます。

最後に甲斐犬愛護会のますますの御発展をお祈り申し上げます。